
3年前に債務整理したんだけど、家電ローンの審査は通るかな?



自己破産や債務整理、他には延滞の過去があると家電ローンの審査には基本的に通りません。ですが、代わりの解決策があります!
自己破産や債務整理を経験すると、数年間は信用情報に基づく審査に極めて通りにくくなります。
- クレジットカード
- ショッピングローン(家電ローン)
- 携帯の分割払い
などは審査に落ちてしまう典型的な例です。
それでも、家電が急に壊れて新しいものを買う必要に迫られたり、子どものゲームを買ってあげたかったり、気になる最新家電を欲しくなったり…欲しいもの・必要なものは日々でてきます。
そんなとき、「現金一括はもちろん無理、クレジットカードもない!ローンが組めれば…」と思うでしょう。
本記事では、自己破産・債務整理をした人がショッピングローンを組めない理由、審査に通るケース、この記事にたどり着いたあなたにぴったりの解決策を紹介します。ぜひ、最後までお読みください。
- 10年以内に自己破産・債務整理の過去がある
- クレジットカードを持っていなくて、現金一括での購入も難しい
- どうしても必要なもの、欲しいものがある
- 毎月少しずつなら支払うことができる
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自己破産・債務整理をするとローンは組めなくなる


自己破産とは、借金を返済できなくなった人が裁判所の認可を得てすべての借金を免除してもらう手続きのことです。借金の返済義務はなくなりますが、生活に必要な分を除いて不動産や貯金などの財産がなくなり、ゼロからスタートをきることになります。
債務整理とは、借金を減額したり返済計画を見直すための方法で、任意整理・個人再生・特定調停があります。
自己破産や債務整理は借金の返済が苦しくなったときに行う手続きですが、これは「信用情報機関」に登録されます。
自己破産や債務整理をすると、信用情報機関に(金融事故)情報が登録され、この状態がいわゆる金融ブラックです。
信用情報機関に事故登録が残るのは、自己破産や債務整理の場合、5〜10年が一般的で、この期間中は新規クレジットカードの発行やローンの利用がほとんどできなくなります。
また、クレジットカードや月々の携帯料金の支払い長期延滞もブラックリストに載るので要注意です。



ローンもクレジットカードも信用のある人にしか利用してほしくないのが信販会社や貸金業者の本音です。
5〜10年経過するとローンが組める可能性あり
自己破産や債務整理をすると、一定期間クレジットカードやローンの審査に通らなくなりますが、ブラックの状態がずっと続くわけではありません。一定期間が経過すると、消えることになっています。
3つの信用情報機関の情報の保有期間と登録情報は以下です。
信用情報機関 | 情報の保有期間 | 登録情報 |
---|---|---|
CIC(株式会社シー・アイ・シー) | 最長5年間 | 信販会社・消費者金融・クレジットカード・携帯電話など |
JICC(株式会社日本信用情報機構) | 最長5年間 | 信販会社・消費者金融・クレジットカード・各種銀行など |
KSC(一般社団法人 全国銀行協会) | 最長10年間 | 銀行・労働金庫(ろうきん)・信用金庫・JA(農協)など |
ただし、情報の保有期間が経過したからといって事故情報が消えるとは限りません!
事故登録を消すのは加盟している業者(債権者)ですが、うっかり申告を忘れていたり、自動削除がうまくできていないということもあります。なので、目安の期間が経過しても審査に落ちることが続いたら、一度開示請求をして、自身の信用情報を確認しましょう。



開示請求はネットから1,000円程度で行うことができます。


期間が経過するまでは準備期間にする
一定期間が経過するまでは、事故登録は消えずローンは利用できませんので、期間経過後すぐにローンを利用できるようにする準備期間にしましょう。
- 安定した収入を得る(ローンを組むうえ属性・収入は重要)
- 将来のローン利用に向けて頭金を貯める
- クレジットカードで返済実績を作る
ローンを組む際、安定した収入があることはとても重要です。その際、勤続年数やパート・契約or正社員などの属性が重視されますので、返済見込みが高いと思われる属性になるよう努めることは重要です。
また、頭金を貯めることも重要です(とくに住宅ローンを組みたい方)。ローンを組む際頭金があれば、計画的に返済できる能力があると判断されてローンの審査に通りやすくなるうえ、頭金を利用するローンのほうが審査には通りやすくなります。
自己破産ではローンに加え、クレジットカードの利用もできなくなりますが、クレジットカードはローンよりも早く使えるようになるという傾向があります。(CICとJICCの場合、5年で事故情報が削除されます。)これは、与信額が小さい、利用目的が日常的な決済手段として必要性が高いから、などの理由があります。
なので将来、車のローンや住宅ローンの利用を考えている人は、クレジットカードを作って期限内に返済している実績をつくりましょう(クレジットヒストリーを積むともいいます)。
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自己破産・債務整理中に欲しい家電を手に入れる方法


自己破産・債務整理中に必要な家電、あるいはほしい家電を手に入れる方法は2つあります。
- 家電のレンタルサービスを利用する
- リサイクルショップ・フリマアプリで安く購入する
- Renkauを利用する
1つずつ解説します。
【解決策①】家電のレンタルサービスを利用する
「費用をとにかく抑えたい!」という場合は、中古レンタルを利用すると、出費を押さえられます。冷蔵庫やレンジなど、食品が触れる家電は新品、その他は中古、といった選び方ができる業者もありますので、希望に応じて比較検討してみてください。
サービス名 | 支払い方法 | 費用 | 最低利用期間 | 取扱品目 |
かして!どっとこむ | ・代金引換 ・事前振込 ・クレジット ・ジャックス分割払い | 1日あたり 87円~ (2年契約) | 30日 | 冷蔵庫、テレビ、洗濯機など家電4点セット |
おトクレンタル.com | ・クレジット ・銀行振込 ・コンビニ後払い | 年60,258円~(1年契約) | 1ヶ月 | 基本セットは12点から5点を選択 |
いいレンタルnet | ・クレジット ・代金引換 ・銀行振込 | 月2,182円~ (2年契約) | 30日 | 3点 もしくは 4点セット |
アムスなんでもリース | ・口座振替 | 月2,300円~ | 1年 | スタートセットは3点 |
レンタルプロント | ・代金引換 ・銀行振込 ・クレジット | 1日あたり 78円~ (2年契約) | 1週間 | バリューセットは8点から2~3点を選択 |
「かして!どっとこむ」は、必要な中古アイテムを、1点からレンタルできるサービスです。レンタル期間中の修理・交換設置無料、レンタル開始後のサイズ変更可など、安心して中古品を使える体制が整えられています。
「おトクレンタル.com」は、レンタル品の修理・交換に対応しているため、中古でも安心して家具・家電を使い続けられます。2024年10月からは、ベッドセット、エアコンセットがプランに追加され、より便利になっています。
「いいレンタルnet」は、必要最低限の中古家電・家具を、リーズナブルな価格でレンタルできるサービスです。サイズ変更にも対応して貰えるため、ライフスタイルに合った商品を選択できます。
「アムスなんでもリース」では、スタートセット、スタンダートセットなど、便利な中古レンタルプランが複数用意されています。すべての商品が新品・中古から選択できるため、自由に組み合わせてレンタル可能です。
「レンタルプロント」は、幅広いセットプランが用意されている中古レンタルサービスです。設置・回収だけでなく、退去時買取、清掃など、レンタル以外のサポートも相談できます。



いつまでも自分のものにならないので、総支払額が大きくなる可能性があります。買えるようになるまでのつなぎとしては良い選択肢です。
【解決策②】リサイクルショップ・フリマアプリを利用する
中古品に抵抗のない方は、リサイクルショップやフリマアプリで中古の家具や家電を購入するという手もあります。ただしすぐに壊れるなどのリスクもあるため、使用年数に寿命のある家電にはよく考えて活用しましょう。
【解決策③】Renkauを利用する
この記事で一番伝えたかったのが、Renkauというサービスの存在です。
Renkauは家電量販店はもちろん、Amazonや楽天、その他どんな商品でも利用できるレンタルの1種です。レンタルといっても商品は新品で、2年間のレンタル期間終了後はそのまま自分のものにすることができます。
メリット | デメリット |
---|---|
商品はすべて新品 クレジットやローンの審査に落ちても利用できる可能性が高い(Renkau独自の審査あり) 2年間のレンタル期間終了後は自分のものにできる 支払いは翌月からでOK | 支払いの総額が大きくなる 1年以内で解約すると違約金が発生する |
- クレジットカードやローンが利用できない
- 一括で購入する現金もない
- でも最新モデルを長く使いたいし、中古品で妥協したくない
- 子どもに買ってあげたいゲームがある
そんな方にRenkauはピッタリのサービスです。ただ、レンタルサービスの一種で、レンタル期間中は保証などもつくため、支払いの総額はクレジットカードやショッピングローンを利用するよりも大きくなります。



すべての方がご利用いただけるわけではありませんが、自己破産や債務整理の過去がある方にもご利用いただいた実績が多数あります。
まとめ
自己破産・債務整理の情報は、5〜10年信用情報機関に登録され、信販会社・クレジットカード会社・貸金業者に共有されます。なので、ショッピングローンを組むことはできません。
そのため、ショッピングローンを利用して買い物がしたい場合は、10年以上経過し、かつ他のローンの支払いやクレジットカードの支払い実績をつくって信用を高くすることが重要です。
その間は、クレジットカードが作れるようになるまで、現金一括や限度額のある後払いアプリが主な決済手段になります。ただ、家電などの生活必需品を購入するなら、10年も待つことはできないので困ってしまいますよね。
そんな方には、Renkauの家電レンタル・サブスクがおすすめです。
Renkauは購入ではないので審査がゆるく、自己破産をした人やクレジットカードを作れない人でも、家具家電を利用できる新しいサービスです。ぜひ、チェックしてみてください!



