
家電ローンの審査にいつも落ちるわ…
審査のない家電ローンってあるのかしら?



家電ローンには審査が必須なので、結論ありません。
ただし、便利な代替サービスがいくつかあるのでご紹介します!
「家電ローンを利用したいけど、審査が不安…通らない…」そんな悩みを抱えていませんか?この記事では、家電ローン審査に通らないとお悩みの方に向けて、審査なしで購入できる方法や、審査に通るための対策、家電量販店のローン以外の選択肢を解説します。
- 家電量販店のショッピングローン(家電ローン)に通らない
- 審査のない家電ローンがあるか知りたい
- 審査に落ちたときに代わりに使えるサービスを知りたい
家電ローンに審査が必須なのはなぜ?
家電量販店で提供されているショッピングローン(家電ローン)は、審査が必須です。
なぜなら、ローンを組むことはローンを提供している会社(主に信販会社)側にも一定のリスクがあるからです。
「ローンを組む」=「信販会社が最初に立て替えてそれを少しずつ返済する」ということです。借りたお金を返すのは当たり前だと思うかもしれませんが、世の中には焦げ付き(返さないままずっと放置する人)が少なくない数存在します。
家電ローンの審査は、そのような貸し倒れリスクを軽減するために行われます。なので、ローンというサービスの性質上、審査なしで利用できる家電ローンは存在しません。
家電ローンの審査基準は?
家電ローンの審査基準では、主に以下の3点が重要になります。
- 申込みの不備(虚偽申告)
- 安定した収入がない
- 信用情報に傷がある(ブラックの状態)
- すでに借入金がある
- 過去に審査落ちしている
審査落ちのくわしい理由や対処法は下記の記事を参考にしてください。


家電ローンの審査に落ちたときに便利なサービス3選
それでは、家電ローンの審査に落ちてしまったときに検討するべき代替案を3つ紹介します。
- クレジットカードの分割払い
- レンタル・サブスクサービスの活用
- 後払いサービスの活用
1つずつくわしく解説します。
【解決策①】クレジットカードの分割払いなら審査は不要


家電量販店のショッピングローン(家電ローン)に代わる手段の1つ目は、クレジットの分割払いです。すでにクレジットカードをお持ちの方であれば、新たに審査を受けることなく利用できます。
クレジットカードの分割払いの仕組みと注意点
クレジットカードの分割払いは、カード会社が一時的に支払いを立て替え、利用者が分割で返済する仕組みです。通常は3回から36回程度で選択できます。この方法を利用すれば、家電量販店での審査を回避できます。ただし、以下の点には注意が必要です。
- 利用限度額の確認:分割払いをする際は、月々のカードの利用限度額に注意しましょう。毎月の分割払いの分、クレジットカード枠も減ります。事前に限度額を確認し、不足している場合は増額申請を検討しましょう。
- 分割手数料と支払回数:分割払いには手数料が発生します。手数料率はカード会社によって異なり、分割回数が増えるほど総支払額が高くなる点に注意が必要です。(一般的に目的別ローンよりも高いです。)
- カード利用履歴の管理:支払いが滞ると信用情報に影響を与え、将来の審査が不利になる可能性があります。返済計画をしっかり立てましょう。
それでも、「クレジットカードが作れたら苦労はないよ」と感じる方もいるでしょう。次のセクションでは、そんな方に向けた代替策をご紹介します。
【解決策②】レンタル・サブスクサービスを活用する
ローン審査に通らない場合でも、レンタルやサブスクリプションサービスを活用すれば、家電の利用ができます。この方法は、初期費用を抑えつつ、必要な期間だけ家電を使用したい方にもおすすめです。全国で利用可能な5つのレンタル・サブスクサービスとそれぞれの特徴を解説します。
1.Renkau
Renkauは家具・家電・趣味道具をはじめ、学校の制服など様々な商品を新品でレンタルできるサービスです。さらに、2年間のレンタル期間終了後は自分のものにすることもできるのが最大の特徴です。審査はありますが、生活に必要なものが手に入れられなくて困っている人を一人でも多く救いたいという理念があるので、比較的通りやすいです。支払いも1ヶ月後からでOKなので、今手持ちの現金がなくても利用を開始できます。
- 手元に現金やクレカがないものの、家電が故障してしまったとき
- ショッピングローン(家電ローン)に落ちてしまったとき
- どうしても新品で欲しい商品があるとき



趣味用品や子どものゲーム、制服など幅広い商品に対応しています!
2.Rentio
Rentioは家電やカメラ、家具のレンタルを専門とするサービスです。オンライン上で簡単にレンタルでき、自宅まで配送してもらえる利便性が高いサービスです。最新家電をお試しで利用したいときにもとても便利です。一方、商品を自分の物にしたい、長く使いたいという時には最終的な支払額が大きくなるので、別のサービスの利用をおすすめします。
- 一時的に家電が必要になる新生活や引越の際のとき
- 結婚式や旅行でカメラが必要なとき
- 最新家電や気になる家電を購入する前に試したいとき
3.CLAS(クラス)
CLAS(クラス)は家具や家電のサブスクサービスで、1点から月額で利用できます。人気ブランドの家具や日本製の家電など豊富な商品が揃い、他の利用者がレンタルした商品は丁寧にリペアクリーニングされるため安心です。
いつ返却しても解約手数料がかからないプランと、12ヶ月を越えると解約手数料が0円になるプランとがあり、いずれも気に入った商品は購入できます。
4.かして!どっとこむ
「かして!どっとこむ」は、家具や家電、オフィス機器を提供するレンタルサービスで、個人利用だけでなく、企業向けサービスが充実しています。短期から長期まで対応していて、必要な期間に応じて柔軟なレンタルプランを選べます。また、使用後にレンタル品を購入することも可能です。
- 一時的なイベントや展示会で備品が必要なとき
- 起業したばかりでオフィス用品を揃えたいが、購入にコストをかけたくないとき
4.いいレンタルnet
概要:
いいレンタルnetは、家電や家具、さらには医療機器やベビー用品など幅広いジャンルの商品を提供する総合レンタルサービスです。一般的な家電に加え、医療用のリハビリ器具や介護用品の取扱もあります。また、全国配送に対応していて、どこに住んでいても商品が届きます。
- 子供の成長に合わせ、短期間だけ育児用品を使いたいとき
- 介護が必要な家族のために医療用アイテムを一時的に準備するとき



レンタルサービスは信用情報を見られないので、金融事故の過去があっても利用できるものもあります。
【解決策③】後払いサービスを活用する
後払いサービスは、購入時に即座の支払いを求められず、商品を受け取ったあとに決められた期間内で支払う仕組みです。審査はありますが、通常のローンに比べて簡易的であったり、そのサービスの過去の利用履歴に基づいた審査が多いので、金融ブラックでも利用できる場合があります。
有名な後払いサービスとして以下の4つがあります。
- Paidy
- バンドルカード
- ナッジカード
- アトカラ
1つずつくわしく解説します。



審査に信用情報機関の情報を参照するものは審査に落ちることもあります。ただしクレジットやローンよりは融資額が少額な分、緩い傾向にありますので、一度申し込んでみましょう!
1.Paidy
メールアドレスと携帯番号だけで利用できる後払い決済サービスで、翌月にまとめて支払いができます。利用上限額は個人ごとに設定され、初回利用時は2〜3万円程度ですが、本人確認を行うと10万円程度まで上がる場合があります。
2.バンドルカード
バーチャルカード形式のサービスで、審査不要で一定金額まで利用可能。後払い利用額の上限は5万円まで。返済は最長2カ月の分割も可能ですが、利用額に応じた手数料が発生します。※信用情報機関の情報は審査時に参照しない
3.ナッジカード
クレジットカードに近い機能を持ちながら、審査が比較的緩いことで知られています。利用限度額は個人の信用力に応じて変動します。家電購入にも使えますが、月々の返済計画をしっかり立てる必要があります。金融ブラックでも審査に通ることはありますが、複数の滞納や長期延滞があったり、自己破産の直後は審査に落ちる可能性が高いです。
4.アトカラ
後払い専用の家電購入サービスで、利用限度額が比較的高め。初回利用者向けに手数料無料キャンペーンが行われていることもあります。利用後は定められた期日までに全額を返済する必要があります。※信用情報機関の情報も参照
まとめ
家電ローンの利用には審査がつきものです。家電ローンの審査は厳しいので、過去に支払の延滞・滞納があったり、現在の収入が不安定だと、審査に落ちてしまいます。
そこで代替手段として、
- クレジットカードの分割払い
- レンタル・サブスクサービス
- 後払い決済
を紹介しました。下の2つは信用情報に基づく審査がなかったり、あっても比較的緩かったりするので、あきらめずに自分の状況にあったものに申し込んでみましょう!