家電ローンの審査にことごとく落ちるわ…
審査のない家電ローンってあるのかしら?
家電ローンには審査が必須なので、結論ありません。
ただし、便利な代替サービスがいくつかあるのでご紹介します!
\ ローン・クレカに代わる新しい購入のカタチ/
家電ローンは審査が必須!どうして?
家電量販店で提供されているショッピングローン(家電ローン)は、審査が必須です。
なぜなら、ローンを組むことはローンを提供している会社(主に信販会社)側にも一定のリスクがあるからです。
「ローンを組む」=「信販会社が最初に立て替えてそれを少しずつ返済する」ということです。借りたお金を返すのは当たり前だと思うかもしれませんが、世の中には焦げ付き(返さないままずっと放置する人)が少なくない数います。
家電ローンの審査は、そのような貸し倒れリスクを軽減するために行われます。なので、ローンというサービスの性質上、審査なしで利用できる家電ローンは存在しません。
返済見込みが高い人がメイン顧客層の会社(審査が厳しい)は金利が低く、中小消費者金融や一部の後払いサービス(審査がゆるい)の金利や手数料が高いのもリスクコントロールの観点からです。
家電ローンの審査基準
家電ローンの審査基準は主に以下の3点が重要になります。
- 安定した収入
審査では、申込者の収入の安定性と継続性が重要視されます。 - 信用情報
申込者の過去の金融取引履歴が審査の重要な要素となります。延滞や金融事故の過去があると、審査に通る可能性は極めて低くなります。 - 他社借入状況
現在の総借入額や年収に対する年間返済額の割合も重要になります。
他にも、申込金額や複数のローンに申し込んでいないか、申込情報に虚偽はないかなども審査では重要になります。
クレジットカードの分割払いなら審査は不要
家電量販店のローンに代わる手段として、クレジットの分割払いがあります。すでにクレジットカードをお持ちの方であれば、新たな審査を受けることなく利用できます。
クレジットカードの分割払いの仕組みと注意点
クレジットカードの分割払いは、カード会社が一時的に支払いを立て替え、利用者が分割で返済する仕組みです。この方法を利用すれば、家電量販店での審査を回避できます。ただし、以下の点には注意が必要です。
- 利用限度額の確認 分割払いをする際、カードの利用限度額を超えてしまうと購入ができません。事前に限度額を確認し、不足している場合は増額申請を検討しましょう。
- 分割手数料と支払回数 分割払いには手数料が発生します。手数料率はカード会社によって異なり、分割回数が増えるほど総支払額が高くなる点に注意が必要です。(一般的に家電ローンよりも高いです。)
- カード利用履歴の管理 支払いが滞ると信用情報に影響を与え、将来の審査が不利になる可能性があります。返済計画をしっかり立てましょう。
それでも、「クレジットカードが作れたら苦労はないよ」と感じる方もいるでしょう。次のセクションでは、そんな方に向けた代替策をご紹介します。
クレジットカード会社も作りやすいところとそうでないところがありますが、信用情報はかなり重視しています。過去に延滞や金融事故があっても利用できる可能性のあるサービスを紹介していきます!
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【解決策①】レンタル・サブスクサービスを活用する
ローン審査に通らない場合でも、レンタルやサブスクリプションサービスを活用すれば、家電の利用ができます。この方法は、初期費用を抑えつつ、必要な期間だけ家電を使用したい方にもおすすめです。全国で利用可能な4つのレンタル・サブスクサービスとそれぞれの特徴を解説します。
レンタルといっても、一定期間利用すると、自分のものにできるサービスもあります!
1.Renkau
Renkauは家具・家電・趣味道具をはじめ、学校の制服など様々な商品を新品でレンタルできるサービスです。さらに、2年間のレンタル期間終了後は自分のものにすることもできるのが最大の特徴です。審査はありますが、生活に必要なものが手に入れられなくて困っている人を一人でも多く救いたいという理念があるので、比較的通りやすいです。支払いも1ヶ月後からでOKなので、今手持ちの現金がなくても利用を開始できます。
- 手元に現金やクレカがないものの、家電が故障してしまったとき
- 他社のローンに落ちてしまったとき
- どうしても新品で欲しい商品があるとき
- 子どもに買ってあげたいゲームがあるとき
- 子どもの制服が買ってあげられないとき
2.Rentio
Rentioは家電やカメラ、家具のレンタルを専門とするサービスです。オンライン上で簡単にレンタルでき、自宅まで配送してもらえる利便性が高いサービスです。最新家電をお試しで利用したいときなど、大変便利なサービスです。一方、商品を自分の物にしたい、長く使いたいという時には最終的な支払額が大きくなるので、別のサービスの利用をおすすめします。
- 一時的に家電が必要になる新生活や引越の際のとき
- 結婚式や旅行でカメラが必要なとき
- 最新家電や気になる家電を購入する前に試したいとき
3.かして!どっとこむ
「かして!どっとこむ」は、家具や家電、オフィス機器を提供するレンタルサービスで、個人利用だけでなく、企業向けサービスが充実しています。短期から長期まで対応していて、必要な期間に応じて柔軟なレンタルプランを選べます。また、使用後にレンタル品を購入することも可能です。
- 一時的なイベントや展示会で備品が必要なとき
- 起業したばかりでオフィス用品を揃えたいが、購入にコストをかけたくないとき
4.いいレンタルnet
概要:
いいレンタルnetは、家電や家具、さらには医療機器やベビー用品など幅広いジャンルの商品を提供する総合レンタルサービスです。一般的な家電に加え、医療用のリハビリ器具や介護用品の取扱もあります。また、全国配送に対応していて、どこに住んでいても商品が届きます。
- 子供の成長に合わせ、短期間だけ育児用品を使いたいとき
- 介護が必要な家族のために医療用アイテムを一時的に準備するとき
これらのサービスは信用情報を確認しない場合もあり(クレジットカード決済を除く)、ローン審査に通らなかった方でも利用できる場合があります。
【解決策②】後払いサービスを活用する
後払いサービスは、購入時に即座の支払いを求められず、商品を受け取った後に決められた期間内で支払う仕組みです。審査はありますが、通常のローンに比べて簡易的な場合が多いのが特徴です。
主な後払いサービスとその特徴
最近後払い系のサービスはよく出てきていますが、下記の4つは有名です。
1.Paidy
メールアドレスと携帯番号だけで利用できる後払い決済サービスで、翌月にまとめて支払いができます。利用上限額は個人ごとに設定され、初回利用時は2〜3万円程度ですが、本人確認を行うと10万円程度まで上がる場合があります。※信用情報機関の情報も参照
2.バンドルカード
バーチャルカード形式のサービスで、審査不要で一定金額まで利用可能。後払い利用額の上限は5万円まで。返済は最長2カ月の分割も可能ですが、利用額に応じた手数料が発生します。
3.ナッジカード
クレジットカードに近い機能を持ちながら、審査が比較的緩いことで知られています。利用限度額は個人の信用力に応じて変動。家電購入にも使えますが、月々の返済計画をしっかり立てる必要があります。※信用情報機関の情報も参照
4.アトカラ
後払い専用の家電購入サービスで、利用限度額が比較的高め。初回利用者向けに手数料無料キャンペーンが行われていることもあります。利用後は定められた期日までに全額を返済する必要があります。※信用情報機関の情報も参照
審査に信用情報機関の情報を参照するものは審査に落ちることもあります。
ただしクレジットやローンよりは融資額が少額な分、緩い場合があります。
まとめ
家電ローンには審査が必要ですが、代替手段としてクレジットカードの分割払い、レンタルサービス、後払い通販などがあります。これらの選択肢の利用で、家電購入の幅が広がります。特に、レンタルサービスは審査なしで家電を利用できるため、収入や信用情報に不安がある方にとって有益です。
家電ローン以外の方法で家電を手に入れる場合、それぞれの特徴を理解して自分に合った方法を選ぶことが重要です。分割払いは月々の支払いを抑えられますが、金利がかかることもあるため、総支払額の確認が大切です。レンタルサービスは短期間の使用に向いており、長期的な利用を考える場合には他の方法と比較する必要があります。
自分の状況に合わせた方法を選ぶことで、家電購入の負担を軽減でき、快適な生活の実現が可能です。信頼できるサービスを利用し、慎重に選択肢を絞り込んでいきましょう。
本記事を参考に、あなたに最適な方法で家電を手に入れ、快適な生活を実現してください!