引越しは家具・家電以外にも賃貸契約や引越し業者などの費用がかかるので、できるだけ安く揃えたいですよね。
もし家具・家電だけでも、新品で揃えると20~30万円くらいかかってしまうんだ・・
そこで、今回は引っ越しで家具・家電を安く揃える方法や、家具・家電の相場についても具体的に解説します。
最低限必要な家具家電とは?
一人暮らしやルームシェアを始めるにあたって、できるだけ家具家電も必要最低限のものを用意して安く抑えたい人も多いですよね。
とくに大型家電は時間がかかることも多いので、実家から持って行くことも含めて必要なものを確認して用意を進めていきましょう。
最低限必要な家電
生活するうえで最低限必要になる家電は、以下の通りです。
家電 | 優先度 | 詳細 |
---|---|---|
冷蔵庫 | ★★★★★ | 1人あたり150~200Lの容量が目安 |
洗濯機 | ★★★★★ | 5~6㎏の容量が目安 |
電子レンジ | ★★★★★ | 最初はオーブン機能がなくても良い |
ドライヤー | ★★★★★ | 体調管理のためにも早めに用意 |
エアコン | ★★★★★ | 備え付けのエアコンがない場合は早めに用意が必要 |
照明 | ★★★★★ | 備え付けの証明がないなら、部屋数分の用意が必要 |
炊飯器 | ★★★★☆ | 自炊をするなら必須。レンジ・鍋でご飯を炊くこともできる |
電気ケトル | ★★★★☆ | 節約したいけど自炊が苦手な人は早めに購入がおすすめ |
ガスコンロ | ★★★★☆ | 自炊をする、備え付けのガスコンロがない場合は必須 |
テレビ | ★★★☆☆ | 20~32インチが目安。プロジェクターや後回しでも問題はない |
掃除機 | ★★☆☆☆ | フローリングならワイパーでも問題ない |
入居日までに絶対必要な家電は、「冷蔵庫」「洗濯機」「電子レンジ」「ドライヤー」です。
自炊する・あまり家で生活しない場合でも、必ず利用することになるので引越し日までに準備しておきましょう。
また、内見時にエアコンや照明が備え付けでないことがわかったら、同じように入居日までに手配をしておくと良いでしょう。
照明はすぐに購入が可能ですが、エアコンは時期によっては購入日から1か月以上取り付け工事に時間がかかることもあります。
エアコンが必要な場合は、内見でわかった時点ですぐに購入することをおすすめするよ!
ほかにも、炊飯器や電気ケトル、ガスコンロなどは、生活スタイルによって購入を先送りしても問題が少ない家電です。
あまり自炊をしない人なら、生活が落ち着いてから揃えても良いでしょう。
最後に、テレビや掃除機は必要ない人も多いと思うので、プロジェクターやスマホで足りる、ワイパーで代用できると考えるなら、いますぐ無理に購入する必要はありません。
最初は最低限必要な家電だけ揃えて、後から買い足せば初期費用を抑えらえるよ。
最低限必要な家具
続いて、生活に必要となる家具は以下の通りです。
家電 | 優先度 | 詳細 |
---|---|---|
寝具(ベッド・布団) | ★★★★★ | 入居日までに準備が必要。ベッドの場合は内見で置くスペースを測っておく |
テーブル | ★★★★★ | 食事に必要不可欠。目安は幅60㎝、奥行き40㎝以上あると良い |
収納家具 | ★★★★★ | 備え付けの収納で足りない場合は必要。 |
カーテン | ★★★★★ | シャッターがある賃貸も増えているが、用意しておくのがおすすめ |
ソファー | ★★★★☆ | 椅子で代用も可能。家にいる時間が長いならあると便利 |
タオル | ★★★★☆ | 洗顔やお風呂用に必要 |
デスク・チェア | ★★★☆☆ | 仕事やパソコン作業用に、テーブルとは別にあると便利。目安は最低奥行40㎝以上あると良い |
カーペット | ★★★☆☆ | 床に座っての生活なら必要 |
食器・調理器具 | ★★★☆☆ | 自炊をするなら必須 |
引越しまでに必ず用意したい家具は、「寝具」「テーブル」「収納家具」「カーテン」です。
寝具・カーテンは引っ越し当日から必要になるので、内見時にサイズを測ることを忘れないようにしましょう。
また、食事やちょっとした作業用にテーブル、収納家具を準備しておくのがおすすめです。
ソファーやデスクは、部屋のサイズによって買うか後回しにしてもいいかもね。
ほかにも、カーペットや食器・調理器具は生活スタイルに応じて必要であれば早めに準備しておくと安心です。
最低限必要な家具家電の相場
では、家具家電の相場について、平均価格をまとめたので参考にしてください。
家具・家電 | 金額の相場 |
---|---|
冷蔵庫(150L~200L) | 20,000円~40,000円 |
洗濯機(5㎏~7㎏) | 20,000円~40,000円 |
電子レンジ | 10,000円 |
ドライヤー | 5,000円~10,000円 |
エアコン | 40,000円~50,000円 |
照明 | 5,000円 |
炊飯器(3号程度) | 10,000円 |
電気ケトル | 5,000円 |
ガスコンロ | 10,000円~20,000円 |
テレビ | 20,000円~30,000円 |
掃除機 | 10,000円 |
寝具(ベッド・布団) | 20,000円~50,000円 |
テーブル | 10,000円 |
収納家具 | 5,000円~10,000円 |
カーテン | 5,000円~10,000円 |
ソファー | 10,000円~20,000円 |
タオル(3~5枚) | 5,000円 |
デスク・チェア | 20,000円~30,000円 |
カーペット | 5,000円~10,000円 |
食器・調理器具 | 10,000円~20,000円 |
一人暮らしに必要となる家具家電の相場の目安をまとめると、以下の通りです。
- 家電:15~20万円
- 家具:10~15万円
メーカーや選ぶものによっても異なりますが、一から全ての家具家電を購入するとなると少なくても20万円~30万円ほどかかると考えておくと良いでしょう。
引越しするとなると、思ったよりもかかるんだね。
最低限入居初日から必要な家具・家電にかかる費用
最低限入居初日から必要な家具・家電にかかるものは、「寝具・カーテン」「冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ」。
では、これだけの家具・家電を揃えるのに必要な金額の内訳は以下の通りです。
- 寝具一式:20,000円~50,000円
- カーテン:5,000円~10,000円
- 冷蔵庫:20,000円~40,000円
- 洗濯機:20,000円~40,000円
- 電子レンジ:10,000円
つまり、最低限必要な家具・家電の費用目安は80,000円~100,0000円ということになるね。
また、物件によっては「照明、エアコン、ガスコンロ」が備え付けでないこともあり、この場合は別途費用がかかります。
- 照明:5,000円
- エアコン:40,000円~50,000円
- ガスコンロ:10,000円~20,000円
備え付けであれば必要ないけど、引越し当日から電気やエアコンは必須だから、ない場合は計算に入れておいてね。
引越しにかかる費用
引っ越しをするとなると、家具家電だけではなく賃貸契約費用・引っ越し費用も忘れてはいけません。
賃貸契約にかかる費用は「家賃の5ヶ月分~6ヶ月分」、引っ越し費用は時期・引っ越し先によって異なりますが「30,000円~60,000円」が目安となります。
具体的にかかる費用について解説していきます。
賃貸契約にかかる初期費用の目安
引越しで不動産会社に払う初期費用は、およそ家賃の5ヶ月~6ヶ月が目安となります。
たとえば、8万円の物件に住む場合の費用の内訳は以下の通りです。
賃貸契約にかかる費用の内訳 | 費用の目安 |
---|---|
敷金(1ヶ月分) | 80,000円 |
礼金(1ヶ月分) | 80,000円 |
仲介手数料(1ヶ月分) | 80,000円 |
家賃(1ヶ月分) | 80,000円※初月は日割家賃が別途かかる |
保証料 | 40,000円 |
火災保険料 | 10,000円~20,000円 |
鍵交換費用 | 20,000円 |
8万円の物件に住む場合は、およそ40万円ほどが目安となるんだね。
ただし、新築物件では敷金が2ヶ月分かかったり、他にもクリーニング代などがかかることもあるので注意が必要です。
引っ越しにかかる費用
引越しにかかる費用は、荷物の量や引越しの距離、引越し時期によっても大きく変動します。
引越しの時期 | 荷物が少ない場合 | 荷物が多い場合 |
---|---|---|
繁忙期(2月~4月) | 50,000円~80,000円 | 60,000円~100,000円 |
通常期(5月~1月) | 40,000円~70,000円 | 50,000円~90,000円 |
引越しの繁忙期は、進学や社会人になる2月~4月にかけて依頼が多くなります。
そのため、引っ越し費用を抑えるなら、2月~4月の繁忙期を避けることをおすすめだよ。
さらに、引越し先が遠いほど費用も高くなるため、遠くに引っ越しする場合はできるだけ荷物を少なくできると良いでしょう。
引越しで家具家電を揃えるときの注意点
引越しで家具・家電を揃えるときに、注意しておきたいポイントについて見ていきましょう。
置きたい場所に配置できるサイズかどうか
引越しで必要な家具・家電を揃えるときには、まず置きたい場所に入るサイズかどうかは確認しておきましょう。
できれば、内見でどこに置くかをある程度決めて置き、寸法を測って間取り図にメモしておくと安心です。
最初からすべての家電を揃えなくてもよい
家具よりも高くなりがちな家電は、優先順位の高いものから揃えるのもおすすめな方法です。
あると便利な家電ですが、最近では安く代用できるものも増えてきています。
たとえば、フローリングなら掃除器はワイパー、炊飯器はなくても鍋などでお米を炊くなど、最初からすべてを揃えなくても生活することは可能です。
もちろん家電はあると便利なので、余裕が出てきたら少しずつ購入して必要なアイテムを揃えていくと、初期費用を抑えることが可能です。
引越しで家具家電を安く揃えるポイント
引っ越し費用だけでも最低30万円~40万円ほどかかると考えると、できるだけ家具家電は安くして出費を抑えたいもの。
そこで、できるだけ家具家電を安く揃えるポイントについて解説します。
家電量販店の家電セットを購入する
家電量販店や家具店では、「一人暮らしセット」といった必要な家電を格安で販売しています。
多くのセットでは「冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ」の3点、もしくは「冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・炊飯器・掃除機」の5点セットで販売されていることが多いです。
お店によっても異なりますが、3点セットで50,000円~、5点セットでも60,000円~という破格の金額で揃えることが可能です。
ただし、セット内容の一部を変更することができないため、機能・デザインにこだわりがなく、安く揃えることが目的な人におすすめな方法だよ。
また、洗濯機や電子レンジは「東日本・西日本」と対応エリアが異なるため、遠くに引っ越しする場合は注意が必要です。
低価格帯のブランドを選ぶ
家具や家電を選ぶときは、できるだけ低価格帯のブランドから選ぶのもおすすめです。
大手メーカーの製品は性能がいいものが多いですが、反対に価格帯はどうしても高くなります。
そのため、できるだけ初期費用を抑えたいなら低価格帯のブランドの製品を購入すると良いでしょう。
リサイクルショップなどの中古品を購入する
新品でなくても気にならない人は、中古品を利用することで費用を抑えて家具・家電を揃えることができます。
とくに、一人暮らしサイズの家電は比較的新しいものが手に入るので、直接店舗で見てから購入すれば失敗もしづらいでしょう。
家具・家電つき物件に住む
少し家賃は高くなりますが、初期費用を抑えたいなら家具・家電つき物件に選ぶのもおすすめです。
たとえば、冷蔵庫や電子レンジなど、生活必需品が揃っている物件であれば、後から少しずつ必要な家具家電を揃えることも可能です。
ただし、注意点として家具・家電つき物件は家賃が高めに設定されているので、長く住む場合には反対に費用が大きくなる可能性もあります。
家族や知人にもらう
家族や知人で使わなくなった家電があれば、譲ってもらうのもよいでしょう。
知らない人の中古では気になる人も、家族や知人であれば気にならないという人も多いはず。
多少のお礼は必要ですが、ほぼ無料で家具・家電を準備できるので、身近に引っ越し予定で処分をするものなどがあれば相談してみるのがおすすめです。
家具家電レンタルを利用する
家具・家電は購入することが多いですが、最近ではレンタルやサブスクサービスを利用する方法もあります。
購入と違って自分の物になるわけではないですが、レンタル・サブスクは月額料金なので初期費用を抑えたい人におすすめです。
また、レンタル・サブスクは不要になったら返却ができるので、処分にかかる手間や費用がかからないのも嬉しいポイントと言えるよ!
初めての一人暮らしや単身赴任の場合、ライフスタイルが変化することで家電を買い替える人も多いです。
とくに家電は必要最低限だけでも10万円ほどは見ておく必要があるので、これからの生活を考えるとレンタルやサブスクサービスを利用したほうが安上がりの可能性も高いです。
これからの自分の生活スタイル・予算を含めて、購入・レンタルどちらがよいか考えてみるのもおすすめだよ!
引越しの初期費用を抑えたいなら、Renkau(レンカウ)がおすすめ!
引越しは一度に大きな費用がかかるので、できれば初期費用を抑えて家具・家電を揃えたい・・。
そんな人におすすめなのが、Renkau(レンカウ)です。
Renkau(レンカウ)は、すべて新品の商品をサブスク形式でレンタルし、2年経つと購入もできるサービスです。
つまり、2年以上使うことになるならそのまま購入もできるので、無駄な費用も発生しません。
また、レンタルという形式から審査も比較的低めで、学生やクレジットカードなどが訳あって作れない人でも通りやすいのが特徴です。
レンタルできるものとしては、冷蔵庫や洗濯機、レンジなどの新生活応援セットや、エアコンなどの単品でも取り扱っているので、自分の必要なものだけを揃えることが可能です。
また、Renkauは1年以上使うと違約金もかからないから、余裕が出たらおしゃれな家具・家電に変えたいと思っている人にもおすすめだよ。
レンタルなので処分費用や手間もかからないので、気軽に使えるのがメリットと言えるでしょう。
まとめ
今回は、引越しで家具・家電を安く揃えたい人に向けて、安く抑える方法や家具相場について解説しました。
家具・家電は一式そろえると最低でも20~30万円ほどかかるのが一般的です。
引越しだけでも40~50万円といった大金がかかるため、家具・家電はできるだけ安く抑えたいものですよね。
「家具・家電は購入するもの」というイメージがありますが、最近ではレンタルやサブスクサービスを利用して初期費用を抑えるのもおすすめな方法です。
レンタルやサブスクであれば初期費用を最小限に抑えて、将来余裕が出たときに家具・家電を新調したい人にもぴったり。
もしレンタルやサブスクが気になっている人は、Renkau(レンカウ)を利用してお得に新生活を始めてくださいね。