
携帯の新規申し込みに通らなかったです…
携帯ブラック・金融ブラック両方に心当たりがあります。



どちらのブラックも携帯端末を契約するのが困難になります。ブラックを解消する方法やブラック中の代替案をご紹介します!
「携帯ブラック」や「金融ブラック」という言葉を聞いて、スマホの契約を諦めていませんか?過去に料金の滞納や債務整理の経験があっても、まだ諦めるのは早いです!この記事では、ブラックリストに載っていてもスマホを契約できる方法、知っておくべき注意点、おすすめのサービスまで徹底解説します。
- 携帯ブラック・金融ブラックの違いを知りたい!
- 両者の解消方法を知りたい!
- ブラック期間中に利用できる代替サービスを知りたい!
携帯ブラックとは?定義・種類・原因・影響・期間
はじめに、携帯ブラックの定義・原因、携帯ブラックの種類、携帯ブラックになることが及ぼす影響を解説します。
携帯ブラックの定義・原因
携帯ブラックとは、携帯電話やスマートフォンの契約に関して、マイナスな情報が携帯会社に登録された状態のことです。携帯ブラックになる原因には以下のようなものがあります。
- 携帯料金の滞納や未払い※1
- 強制解約
- 短期解約の繰り返し
- 虚偽申告や不正契約※2
※1:携帯端末の料金を長期滞納すると、信用情報機関(CIC)に長期延滞として記録されます。
※2:不正契約とは、使用する意図がないにも関わらず携帯を契約し、第三者に譲渡したり転売したりする行為のことです。
携帯ブラックの種類
携帯ブラックには、
- 自社ブラックリスト:各携帯会社が独自に管理する社内リスト
- 携帯会社共有のブラックリスト:携帯会社間で共有される不払い社情報のリスト
の2種類があります。
携帯ブラックになることが及ぼす影響
携帯ブラックになると、
- 新規の携帯・スマホ契約が困難になる
- 機種変更が制限される
- 分割払いでの端末購入が難しくなる
- 高額な預託金を求められる
といった影響がでます。携帯ブラックは消費者保護と携帯会社の利益保護の両面で機能しており、不適切な契約や多重債務を防ぐ役割も果たしています。
携帯ブラックの登録期間・解消方法
携帯電話会社共有のTCA・TELESAの情報は、契約解除後5年間が登録期間です。未払い料金を完済すれば、即時に情報が削除されますが、未払いが続いても契約解除から5年経過すれば自動的に削除されます。
また、携帯会社独自の管理情報は明確な登録期間はありません。場合によっては半永久的に残ることもあります。
未払い料金がある人は一度完済し、再度申し込みを行うことで、審査に通る場合があります。



「未払分を完済したらローンに通った!」という声は多いです。


金融ブラックとは?


金融ブラックとは、信用情報機関(主にCIC・JICC)に事故情報が登録された状態のことです。
事故情報には以下のようなものがあります。
- クレジット・ローン・貸金業者からの借入の長期滞納(2~3ヶ月)
- 自己破産・債務整理
- クレジットカードの強制解約
- 代位弁済
- 複数社からの同時借入
などが挙げられます。また、短期間に複数のローンに申し込んでいる「申込ブラック」というのもあります。
スマホの本体を分割払いで契約する際には、「割賦販売」に相当し、10万円以上の端末代金の場合には、信用情報機関への照会が義務付けられています。なので、信用情報に傷があると携帯端末の新規購入が難しくなります。



10万円以上の端末(iPhoneなど)の審査が急に厳しくなるのはこれが理由です。
金融ブラックの登録期間・解消方法
金融ブラックの登録期間は、原因や信用情報機関によって異なり、下表が主な目安です。
原因 | CIC(信販会社・クレジットカード会社) | JICC(消費者金融・クレジットカード会社) | KSC(全国銀行) |
---|---|---|---|
延滞(61日以上または3か月以上) | 5年 | 5年 | 5年 |
強制解約 | — | 5年 | 5年 |
任意整理・特定調停 | 5年 | 5年 | 5~7年 |
自己破産 | 5年 | 5年 | 7年 |
個人再生 | 5年 | 5年 | 7年 |
代位弁済 | — | 5年 | 5年 |
登録期間は、完済日または手続き終了日から起算されます。また、自己破産や債務整理は5年となっていますが、10年程度記録が残ることもあります。なので金融事故の過去がある場合は、一定の期間が経過したら信用情報を開示し、確認することをおすすめします。
- 借金がある場合は解消する(一部ではなく、元金・利息・遅延損害金も含めた全額を返済)
- 信用情報機関へ開示請求し、誤りがあれば訂正依頼をする(債権者が登録情報を放置していることがあるため)
ブラックリストの解除は基本的に「時間経過」が必要なので、その間は返済やクレジットカードヒストリーの改善に努めましょう。
携帯ブラック・金融ブラックでも携帯を契約する方法
携帯ブラック・金融ブラックでも携帯を契約する方法を5つ紹介します。
- 家族名義で契約する
- 10万円以下の端末を選ぶ
- Renkau+格安SIMを利用する
- プリペイド携帯を利用する
- 審査のゆるい携帯会社を利用する
1つずつくわしく解説します。
1.家族名義で契約する
家族に安定した収入がある場合、家族名義で契約することで分割審査に通る可能性があります。ただし、家族の同意を得ることが必須です。家族名義で契約する場合、契約者は家族となり、支払い義務も家族が負うことになります。自分自身で契約できるようになるまでの一時的な手段として利用することが望ましいです。



それは厳しいかもしれないな〜
2.10万円以下の端末を選ぶ
割賦販売法により、10万円を超える商品の分割払いには信用情報に基づく審査が必要になります。10万円以下の端末であれば、審査が比較的緩くなる可能性があります。



でも最新のiPhoneが使いな〜



そんなときは次の方法がおすすめです!
3.Renkau+格安SIM
携帯端末をRenkauでゲットし、格安SIMを利用すれば、iPhoneや最新のスマホでも利用できる可能性があります。
Renkau(レンカウ)は、2年間のレンタル期間終了後、自分のものにできるサービスです。商品はもちろん新品です。2年間たったときに返却して、新しい端末を契約することも可能です。
Renkauで端末を用意して格安SIMを利用すれば、iPhoneや最新の機種も利用できます。
- 比較的審査厳しめ:UQモバイル、Y!mobile(大手キャリア寄り)
- 比較的審査ゆるめ:楽天モバイル、mineo、IIJmio
- ほぼ審査なし:LINEモバイルのプリペイド、楽天モバイルの「Rakuten最強プラン(データ専用)」
4.プリペイド携帯を利用する
プリペイド携帯とは、通話や通信に必要な料金を前払いで支払う方式の携帯電話サービスです。通常の後払い契約と異なり、事前にチャージした金額分だけ利用できるため、使いすぎを防ぎたい人や短期間の利用を希望する人に適しています。また、審査が不要または緩いため、クレジットカードや銀行口座を持たない人や信用情報に不安がある人でも利用しやすいのが特徴です。
- ソフトバンク「シンプルスタイル」:国内で唯一キャリアが提供しているプリペイド携帯サービス。音声通話やSMS、データ通信が可能。例:100MBプラン(330円/30日間)、3GBプラン(5,478円/30日間)
- リプリモ(Lyprimo):音声通話付きのプリペイド携帯サービス。SIMカードのみ購入可能で即日利用開始できます。
- レクモバ(Rekmio):ドコモ回線を使用したプリペイドSIMサービス。データ通信専用プランもあり。
- b-mobile プリペイドSIM:データ通信専用のプリペイドSIM。短期利用にも対応。
プリペイド携帯は後払い契約よりも料金が割高になる傾向があります。また、端末料金とチャージ分がセットになっている場合と完全に別の場合があります。あるいは、初期費用として端末料金が免除される場合もあります。
5.審査のゆるい携帯会社を利用する
など、独自の審査基準で契約できる携帯会社があります。これらの会社は、過去の信用情報よりも現在の支払い能力を重視する傾向があります。
まとめ
本記事では、携帯ブラック・金融ブラックの定義・種類・原因やそれらが及ぼす影響を解説しました。
携帯ブラック・金融ブラックの期間中は、新規申込の審査に極めて通りにくくなります。とくに金融ブラックは、一度登録されてしまうと時間が立つまで事故登録が消えないため、一定期間待つ必要があります。
その間に携帯電話を使う方法やiPhoneや最新のスマホをあきらめない方法も解説しました。携帯は日々の生活に欠かせないものです。本記事で紹介した方法の中から自分にあったものを見つけて、快適なスマホライフを送りましょう!